CMINCの自己紹介

1.発足まで、2.歩み、3.近況と方針、4.

文責:安藤@CMINC管理人
下記は平成15年師走に記載したものです。その後、SNSやTwitter等の
登場によりCMINCは”量から質へ”の時を迎え、平成22年2月時点でも
その傾向にはさほど大きな変化は無い、かと。
(∩_∩)


1. 発足までの経緯

私は当メーリングリスト(ML)の管理人をしている安藤@荒川医院です。

平成10年春よりインターネットを始めてみて、各種MLに於いて様々な人達が医療の各分野で熱意溢れる情報・意見交換をされている現状に触れ、それまでは医師会から一歩距離を置いていましたが、インターネットど田舎の我が東京都中央区医師会でも、何らかのアクションを起こさなければ、と思うようになり、当医師会では唯一人、熱心にインターネットに取り組まれていた青木先生に相談、医師会館へ自分のパソコンを持ち込んで、医師会長や執行部の方々へインターネットのデモ等を行っておりました。

そこへ丁度、聖路加国際病院のイントラネット構築の主軸である中村先生より「開業医とのインターネットによる連携について話したい」との申し入れを頂き、 9月下旬に中央区のもう一つの医師会であり、インターネットに関しては先達の日本橋医師会上田・蓮沼両先生等とメールにて事前協議を行い、同院にて聖路加病院側の方々と勉強会を持ちました。

この頃、臨床検査MLの管理グループのお一人である石神さん、国立がんセンター研究所の水島先生より「ネットワーク構築に協力する」という心強いお申し出を頂き、10月15日、先ずは両医師会の上記4名を発起人としてこのCMINCを発足、最もインターネット初心者で、イイダシッペの私がML管理人を拝命しました。

2. 発足からの歩み

CMINCも発足後5年目に入り、その参加者数は約750名、総配信数は約3万通に達し、話題によっては各分野・各お立場からの貴重な御意見・情報を頂けるようになりました。

振り返ってみれば発足当初、中央区の医療情報ネットワーク構築を目指すも、行政の「医師会以外は相手にしない」という厚い壁に阻まれました。そこで先ずはCMINCに参加されている先達の方々から様々な御意見・情報を頂きながら、中央区医師会のML及び同医師会ホームページ(HP)の開設等、インターネット環境整備に努めました。しかし、全国各地から様々なお立場の方々の御意見を伺っているうちに、従来の行政の小さな枠組みの中だけでネットワーク構築を目指しても・・・と実感するようになりました。

平成11年7月、中央区医師会HPを公開するに辺り、CMINCの運営方法につき、私と青木・上田・蓮沼先生との間で意見が分かれ、発足時の”発起人グループ”は解散することで合意、区内の医療情報ネットワーク構築は区と両医師会の協議に委ね、CMINCとしては”地域を越えて”の人的ネットワーク構築を目指すことと致しました。

当初よりCMINCはボランティアの方々の善意・熱意によって支えられており、この表HPは愛知県から参加の方に、そして会員専用のHP(裏HPと呼称)は都内在勤の方に作成して頂いたもので、いつの間にか私もHPを自分で作ったり更新したりできるようになり、平成12年末には当HPのURLを変更して、各ページの速やかな更新、内容充実を図ることになりました。因みに表HPにはCMINCのテーマを掲げると共に、MLから得られた情報を順次、掲載するよう心掛けており、裏HPにはCMINCが関与した活動を整理してアップ、平成11年5月に「来訪者用掲示板」及び「画像掲示板」、12月から「チャット」も新設して頂きました。

3. 登録状況や運営方針

当MLでは職種・地域を超えて、CMINCの趣旨に御賛同頂ける方々の御参加をお願いしており、例えば平成13年夏に調べた時点では、20歳代から70歳代まで幅広い年齢層から450名が御参加、うち、女性が50名前後おられ、職種は様々、とは言っても、矢張り、医師が多くて医師が290名程(うち、開業医が180名程)、他に臨床検査や救急隊の方なども多く、学生さんや通院中の患者さんも参加され、また、公務員は100名程、良く話題になるジャーナリズム関係の方も40名程居られました。当初、都内は中央区からスタートした当MLですが、次第に輪が広がって、260名程は他府県からの御参加となっていました。因みに平成15年師走現在の参加者数は約750名、総配信数は約3万通です。

さて、CMINCは”来る者は拒まず、去る者は追わず”との精神で、ネチケットが遵守される限り、十人十色、多種多様が包容されるMLでありたい、と考えており、管理・運営については個人的な好悪を持ち込まず、CMINCの活動についても参加者全員に公開、を原則としております。

尚、閉鎖的で規則に縛られた各職場での現状を打破し、縦割社会に自由な横の連係を模索したい・・・との考えから発足した当MLではありますが、利権にたかる不心得者等から一部の参加者を守る為、登録者名簿及び登録管理は非公開としております。どうか御了承ください。

4. 将来に向けて
  現在、医療関連のMLは様々ありますが、CMINCの特徴は、地域・職種など様々な壁を超えて現場の生の声でやり取りしよう、それによって既存の枠組みを超えて幅広く”医療”を捉え、お互いの理解を深めつつ、人の輪を広げようという点にあります。従って、各MLで御活躍の方々をお招きしたり、当MLから他MLへ雄飛して頂いたり、やや”混沌”の様相を呈しておりますが、それだけに見方を変えれば”福袋”の良さを内包した状況にあるとも言えます。

今後はこの袋から何を取り出せるか、例えば、国会や官庁からの個人的参加の方々と、本来、民も政も官も無い「医療」の分野で情報・意見交換をしたり、大病院の勤務医の方々と電子メールを用いた病診連携を試みたり、又、報道関係の参加者が片寄らずに取材するお手伝いをしたり、といった、互いに良い物を持ち寄り、役立つ物を取り出して夫々の現場に活かす、という活動を一歩ずつ進め、
全国各地の医療に少しでも貢献出来れば、と考えております。